表札はどこに取り付ける？取り付ける必要性も考えてみた

表札を取り付ける位置に差はないように思われますが、細かく見るといくつかあります。玄関まわりの外壁、郵便受け、門柱などが考えられます。いざ、取り付けようとなったとしても、どこに取り付けるべきか迷われることになるかもしれません。

表札の取り付け位置による違いや取り付けた場合の効果なども紹介したいと思います。表札について普段あまり考えることはないかもしれませんが、住宅を購入された場合などは必要となってきます。そのような時は、この記事を参考にしてみてください。

表札の取り付け位置を気にしたことはありますでしょうか。住宅を購入した時などに、考えることになるのではないでしょうか。表札の役割や取り付ける場合はどこに取り付けるべきかなど、表札の取り付けについていっしょに考えてみましょう。

1. 表札の役割

1-1. 表札の役割は？

普段あまり意識することのない「表札」。戸建て住宅などにおいて、表札は、はじめからあるものではありません。取り付けるのであれば、自分で行う必要があります。

その表札には、どのような役割があるのでしょうか。

郵便や宅配の配達人が配達先の家を特定しやすくなる効果があり、誤配を防ぐという役割があります。その他にも来訪者が訪れる機会がある方には、来訪者に訪問先をわかりやすくするという役割があります。

2. 表札の取り付け

2-1. 表札の取り付けの必要性

表札を取り付けるかどうかは、自由です。必ず取り付けなければならない、というルールは存在しません。

表札を取り付けることで、郵便や宅配の誤配を防止する役割がありますが、個人情報を第三者に知られるというリスクもあります。それらを考慮した上で、取り付けるかどうかを決めるのが良いでしょう。

2-2. 表札の取り付け位置

表札を取り付けることにした場合に、取り付ける位置はどこが良いのでしょうか。考えられるのは、玄関まわりの外壁、郵便受け、門柱などでしょうか。

玄関まわりの外壁に取り付けた場合、訪問者が名前を確認する際に、ドア付近まで侵入することになります。道路からの距離が短ければさほど問題ないでしょう。門柱などがありドアまでの距離がある場合は、敷地内に訪問者が侵入するような形になります。

次に、郵便受けに取り付ける場合は、誤配を防ぐという意味で配達人も確認しやすいのではないでしょうか。

また、門柱がある場合は、インターホンもその付近にあると思いますので、訪問者は確認しやすくなるでしょう。もちろん、第三者も確認しやすくなるということも考えられます。

表札をどこに取り付けるのかという問題ですが、住宅の環境や住む方の考え方によりかわってくると思います。上記のことを参考にして、取り付け位置を考えるのが良いと思われます。

2-3. 表札の防犯

表札は、郵便や宅配の誤配を防ぐという反面、個人情報を第三者に知られるリスクがあります。そのようなリスクに備える必要があると考える方もいらっしゃると思います。表札に対する考え方により、対応方法は異なってくるかと思います。

まず、誤配を防ぎたいけど、個人情報のリスクも防止したいという場合です。このような場合は、表札を取り付けることになると思いますが、表札の表記を工夫することが考えられます。フルネームではなく名字のみとしたり、ローマ字表記にしたりという対策があるのではないでしょうか。

次に、誤配のことより、個人情報のリスクをなくしたいという場合です。このような場合は、表札を取り付けないという対策になると思います。表札の取付は義務ではありませんので、取り付けないという選択肢もあります。